教師の教職経験による授業記録を読む手がかりの特徴
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
授業記録を読む手がかりについて,小・中学校教師を対象とした質問紙調査に基づき因子分析を行った結果,「(1)授業構造,(2)学習目標,(3)分節,(4)教材・教具,(5)注目語,(6)模倣,(7)吟味,(8)学習活動,(9)自己体験,(10)補完」の10因子を抽出・解釈した.とりわけ,第1因子「授業構造」は,寄与率も高く,重要な位置づけの因子である.さらに,教職経験年数において有意差のあるものとして,「(1)授業構造,(3)分節,(6)模倣,(7)吟味,(8)学習活動」の因子が抽出され,とくに5年以下経験教師は「(6)模倣」,6年以上経験教師は「(1)授業構造,(3)分節」をそれぞれ主要な手がかりとして読みを進めるという知見を得た.
- 2012-12-20
著者
関連論文
- 鳴門教育大学大学院修士課程における現職教員教育の成果と課題 : 修了生に対するインタビュー調査報告を中心に
- 教師の実践力育成と教師教育
- 実践的指導力を養成するためのふれあい活動の展開 : 活動範囲と内容を充実するための方策
- 学生参画活動としてのフレンドシップ事業 : 継続的活動とするために
- フレンドシップ事業の充実と促進をめざす授業内容
- フレンドシップ事業の教育評価
- フレンドシップ事業をとおしてみる学生参画型授業
- 新しい授業形態としてのフレンドシップ事業への取り組み
- E204 教師教育における教育工学関係カリキュラムの開発(4)
- 変動社会における生涯学習及び教師教育の研究 : 今日の教師養成をめぐる問題について'60年代〜'70年代中国から学ぶ
- 幼児教育「言葉」の領域における保育者の言葉の教材化の観点
- 保育者の「ナラティブ」を教材とした学生の観察力の育成 : 鳴門教育大学附属幼稚園の「ナラティブ」による事例研究の導入
- 事前・事後指導を含めた教育実習プログラムの標準モデルの開発(その8)
- 事前・事後指導を含めた教育実習プログラムの標準モデルの開発(その7)
- 教職専門教育科目「教育の方法及び技術」の授業科目の内容の設定(その5)
- 事前・事後指導を含めた教育実習プログラムの標準モデルの開発(その6) : 事後指導のプログラムを中心に
- T15 コンピュータを利用した学習活動とその中で生まれる児童の仮説について
- 実践的能力の向上をめざした教育実習テキストの開発 : 教職専門科目「教育の方法及び技術」,教科教育学との一貫性をめざして
- 教育実習の指導内容の構成
- 附属学校における教育実習プログラムの改善研究(その2): 副免教育実習プログラムの開発をめざして
- 小学校におけるフィールド学習の教材とその指導プログラムの開発
- C131 児童の自主的学習をめざした教材の開発と試行
- シミュレーション的手法による教育実習プログラムの開発 (その5)
- シミュレーション的手法による教育実習プログラムの開発(その4)
- 教師教育カリキュラムにおける「教育の方法・技術」の枠組と内容の設定
- 教職経験初期における教師教育の体系化と行政研究のあり方
- シミュレーション的手法による教育実習プログラムの開発 (その3)
- 2Cp-3 マイクロティーチングの比較研究 (その5)
- 2Cp-2 教師教育における教育工学関係カリキュラムの開発 (2)
- 2Ap-7 帰国子女児童の計算学習システムの開発と試行 (1)
- 2Ca-4 簡易授業分析カテゴリーシステムの開発とそれによる教育実習生の訓練の試み
- E-13 教師教育における授業観察訓練システムの開発と試行
- 教育実習生と指導教官が焦点をあてる教育実践の活動を構成する因子の比較
- 地域における学校一教育委員会一大学の連携開発方法論に関する一考察 : 鳴門市における地域一体型教育改善システムの開発過程モデル(学校・地域・大学の連携による科学教育)
- 地域における学校-教育委員会-大学の連携開発方法論に関する一考察 : 鳴門市における地域一体型教育改善システムの開発過程
- 学校教育における情報教育の推進をテーマとした教育実践研究と大学講義改善のリンケージ : 学校--教育委員会--大学のパートナーシップに基づく地域一体型教育改善システム
- 授業場面における児童の反応に対する解釈力の育成をはかる教員養成教育プログラムの開発(2) : 教育実習事後指導における試み
- 事前指導におけるシナリオ作成が学習指導安作成に与える効果
- 学校-教育委員会-大学のパートナーシップに基づく地域一体型学校教育改善の試み : 情報教育をテーマとする教育実践研究の推進と大学講座の改善のリンケージ
- 地域における情報教育を中心にした学校と大学の連携構築の試み : 鳴門市におけるVirtual Profssional Development Schools
- 授業場面における児童の反応に対する解釈力の育成をはかる教員養成教育プログラムの開発 : 教育実習事前指導における試み
- 教師と教育課題に関する教育実践研究における大学と学校との連携について
- 教師の力量形成におけるポートフォリオ評価法の効果 : 小学校6年生総合学習の事例研究
- 授業における支援行動の類型化
- 文学作品の読みにおける映画台本作成の有効性 : 小学4年生の「ごんぎつね」の読みを例として
- 教師教育初段階の体験的実習における経験の統合過程モデル : 鳴門教育大学の「交流学習」を例に
- 教員である受講者の活動を取り入れた遠隔講義に関する評価
- 学部生の授業実践力を育成するためのデジタルコンテンツ開発
- 算数・数学におけるつまずきとそれに対する方策について
- 教材の開発を中心とした教育実習事後指導プログラムの開発・試行
- 算数 ・ 数学の授業設計を支援する教材情報システムについて
- 授業設計の手がかりにおける無回答項目の分析 (学校の情報化と学習リソースの活用)
- 授業設計の手がかりに関する教師と実習生の比較
- 授業設計を進めるための手がかりの因子分析
- 授業設計を支援するためのシステムの構築と方策
- 国語科の読みの授業における学習活動創出の課題 : 認知科学における表象主義と状況論の援用
- 保育の現場における教師と幼児のコミュニケーションについての考察 : 幼稚園におけるコミュニケーション事例分析をもとに
- 教育実習生における授業観察視点の変容
- メタ認知を活性化する作文教材開発と指導法
- 小学校段階における説明文スキーマと説明文教材についての考察
- 総合的な学習における地域素材開発の視点
- 自己回帰的方法による教師実践力の育成 : 「特別活動研究」の実践事例から
- 総合的な学習と国語教育の連携としての「視点」の教材化
- 教員採用受験者の段階型教育実習における教育実践活動の認知
- 免許法認定公開講座の質問紙調査による評価の分析
- 学習指導案作成に際した教員の行動について
- 授業設計における教師・実習生の手続き系列の特徴
- 段階型教育実習における実習生の教育実践活動に関する認知の変容
- 段階型教育実習における実習生の経験による教育実践活動の認知比較
- 教育実習生が実習前と実習中に焦点をあてる教育実践の活動を構成する因子
- 教育実践の活動を構成する因子に関する実習生と指導教師の比較分析
- 教育実習において焦点となる教育実践の活動を構成する因子
- 数学科教育法における先行実践の記録を活用した授業研究 (教員養成教育の探究)
- 〈資料1 開発プロジェクト報告〉ファイルの変換による教育実習生への情報提供サービスの改善
- 協働と省察を取り入れたワークショップ型校内教員研修システムの開発 : 東京都荒川区立尾久第六小学校における校内教員研修の実践を通して
- 船戸咲子の「想像説明」の授業の検討
- 算数・数学におけるつまずきとそれに対する方策について
- 自律学習を基盤としピア・ラーニングとピア・レビューを組み込んだ教科教育科目の構想
- 授業設計手続きのモデル化に向けて
- 4. 実践的能力の向上をめざした初等算数教育法の授業プロダラムの開発 (その3)
- LOGOによる教材の開発 : 問題解決における思考実験を支援する知的ツールとしての算数苦境材の開発
- 教師をめざす学生の教育実習経験による授業記録を読む手がかりの特徴 (ICTを活用したFD/一般)
- 教育実習生のワークシート使用についての一考察
- 総合的な学習の国際理解領域における教材開発の現状
- 総合的な学習の単元開発における教師集団の「知」の形成に関する事例研究
- 教師教育初段階の体験的実習における経験の統合過程モデル : 鳴門教育大学の「交流学習」を例に
- 教師教育初段階の体験的実習における経験の統合過程モデル : 鳴門教育大学の「交流実習」を例に
- 教師の授業記録を読む手がかり
- 先行実践のメッセージをいかに読むか
- 先行実践のメッセージをいかに読むか
- 教科教育学における学生の授業研究能力の向上をめざした授業観察・記録の方法 (教員養成教育の課題)
- 算数授業における教師の教授方略
- 学生の授業観察と授業認知について(3)
- 教材研究・授業設計に集点をあてた教科教育プログラムの開発
- 学生の授業観察と授業認知について
- 教材研究・授業設計に焦点をあてた初等算数教育法のプログラムの開発
- 教師をめざす学生の授業記録を読む手がかり
- 教師をめざす学生の教育実習経験による授業記録を読む手がかりの特徴
- SCSを利用した大学院遠隔共同授業の実践 : 「教育実践研究」に対する現職院生の考察における意義
- 教師の教職経験による授業記録を読む手がかりの特徴