リアルタイム化を目指した2眼多眼変換へのブロック品質評価の導入(立体映像技術一般)
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概要
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2眼多眼変換における奥行き推定では,対応点探索にCoarse-to-fine (CTF)法を用いることで繰り返しパターンに対する誤推定を減らすことができる,しかし,明るさの異なる領域やテクスチャレスの領域では誤推定が多く発生する問題がある.本研究では,これらの領域における誤推定を減少させるために,CTF法による対応点探索にブロック品質評価を導入する.対応点探索に先立ちブロック内における階調値の変動を計算し,それをもとに使用する一致度評価関数を選択する.実験により,提案方法で明るさの異なる領域やテクスチャレスの領域における誤推定が減少することを確認した.
- 2012-10-23
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