カメラパラメータ推定による立体撮影用平行移動カメラの高速化(立体映像技術一般)
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概要
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われわれは高密度指向性表示を用いた立体ディスプレイを提案している.この表示方法では,3次元解像点間隔での画像取得が必要となるので,膨大な画像取得が必要である.これを実現するカメラシステムの1つとして,平行移動カメラがある.しかし,このシステムでは撮影位置を確定するために各撮影位置で停止しながら撮影するため,撮影時間が長時間となる.そこで,本研究では動画像として連続的に画像取得を行い,画像中の特徴点の抽出および追尾からカメラ位置を推定する方法を検討した.特徴点としてはSIFTを用い,RANSACで誤対応を除去し,透視投影の関係からカメラパラメータを推定した.その結果,従来法では216枚の撮影に要した時間は160秒であったが,本手法では7.9秒に短縮できた.
- 2008-06-27
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