高密度指向性画像による医用画像の三次元表示(CG I, ITS画像処理, 映像メディア及び一般)
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概要
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現在医療機関ではCTやMRIで得られたDICOMデータから三次元画像を作成して、臨床現場などで利用しているが、通常のディスプレイに三次元画像を表示した場合、三次元形状の把握が困難、奥行きの知覚が不確実といった問題がある。しかし、われわれが開発した指向性画像を高密度表示する次世代型三次元ディスプレイを用いる事でこの問題を解決できる可能性がある。そこで、本研究ではX線CT画像の標準規格であるDICOMデータを高密度指向性画像へ変換し、医用画像を三次元表示するシステムを開発した。その結果、眼鏡なしで、複雑な三次元形状も容易に理解でき、眼精疲労のない医用画像の三次元表示が実現でき、その有用性を確認することができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-01-28
著者
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