「小数÷小数」における問題解決の判断メカニズム(1) : 算数科における情報と行為・判断との結び付きに焦点を当てて
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概要
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When information X_K is presented pupils, there are two cases where they interpret it as information X_K or as information U_K(=aX_K + e: aX_K is information similar to information X_K and e is errors. ). In this paper, we we have assumed the anticipatory schema F(X_K)(or F(U_K)), the automatic procedural schema A(X_K)(or A(U_K)), the promotional conscious schema C(X_K)(or C(U_K)), and the restrained conscious schema C'(X_K)(or C'(U_K)) on the grounds of the schema theory. Degree of influence of respective schemata is represented by P(F(X_K))(or P(F(U_K))), P(A(X_K))(or P(A(U_K))), P(C(X_K))(or P(C(U_K))), and P(C'(XK))(P(C'(U_K))). Degree of behavior and judgment is decided by how to combine 3 schemata, and it is represented by P(E(X_K))(or P(E(U_K))). There are 15 types of P(E(X_K))(or P(E(U_K))). These types are showed in the following Table 1. We made an investigation to see if there were 15 types. The subjects are 53 pupils of Kobe municipal Kielementary school and they are 5th grade. The problem of the investigation is the following. "The weight of 0.96 liter of corn is 0.48 kg. Question 1. What liter is 1 kg of corn? Question 2. What kg is 1 liter of corn?" There are 5 subquestions and 5 reflectional columns on Question 1 and Question 2, resppectively. As results of the investigation, we could specifypupils who fulfiled 8 types of 15 types. Table1. 15 Types of P(E(X_K))(or P(E(U_K))) [table]
- 全国数学教育学会の論文
著者
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坂井 武司
神戸大学発達科学部附属明石小学校
-
廣瀬 隆司
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科
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廣瀬 隆司
鳴門教育大学
-
坂井 武司
兵庫教育大学大学院学校教育研究科
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広瀬 隆司
鳴門教育大学
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坂井 武司
神戸大学附属小学校
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坂井 武司
鳴門教育大学
-
坂井 武司
兵庫教育大学大学院
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