優先度付きSMTプロセッサにおけるリアルタイム処理用IPC制御機構(再構成処理とリアルタイム処理,FPGA応用及び一般)
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概要
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同時に複数のスレッドを実行するSMTプロセッサはトータルスループットを高めることが可能であるが,スレッド間の干渉等が原因で各スレッドの実行時間が変動する.本論文では各スレッドの実行速度に相当するIPC(Instruction Per Clock cycle)を制御することによってスレッドの実行速度をほぼ一定にしつつ,その周期スレッドの実行周期内での命令実行数を制御することで,優先度付きSMTプロセッサで正確なリアルタイム実行を行う手法を提案する.
- 2012-01-18
著者
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山崎 信行
慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
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山崎 信行
慶應義塾大学
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山崎 信行
慶応義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
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松本 康平
慶應義塾大学理工学部情報工学科
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金田 健佑
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
松本 康平
慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
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