アップダウンカウンタによる三角波を入力としたサインコンバータの実践
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概要
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サインコンバータはダイオードを用いた折れ線近似回路を駆使し三角波から正弦波を得る手法であり、測定器などの正弦波出力に用いられているもので周波数に依存しない。この手法はダイオードの特性とその活用を考えるとき、教育的な意味は大きい。ここでは可聴周波数領域で追試の意味をもってサインコンバータの活用を図った。このための三角波はアップダウンカウンタを用い、ラダー抵抗ネットワークを介して得ている。このとき、アップダウンカウンタのクロック入力周波数は最大10MHzを超える。このため、クロック周波数はPLL(Phase Locked Loop)のICを活用して得ている。この結果、可聴周波数帯域のすべての正弦波出力はPLLの入力信号と同じ周波数の正弦波出力を得ることができた。
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