温度センサによる3端子レギュレータ温度特性補正モジュールの実験
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概要
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3端子レギュレータは必要とする電圧を容易に得ることができるため、活用することの多い電子部品である。このとき、3端子レギュレータの温度係数を意識することはない。しかし、基準電圧源としての活用やホール素子などに供給する電源電圧として用いる場合は、温度係数を意識しないわけにはいかない。それはセンサの出力電圧が電源電圧の温度ドリフトの影響を受けることによる。そこで、温度センサを用いて3端子レギュレータの温度係数を打ち消すことで温度補正を試みた。ここで試みたのは正の温度領域である。温度補正された3端子レギュレータは、10〜60℃で0.04mV/℃以下にすることができた。
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