フォーカスグループインタビュー活用の意義 : 「健康日本21」への住民の声の反映に向けて
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概要
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本研究は、「健康日本21」策定において、住民の声の反映に向けたフォーカスグループインタビュー活用の意義を検討することを目的とした。地方中核都市H市に居住する1)妊婦及び乳幼児・学童の保護者、2)20歳前半、3)30〜44歳、4)45〜64歳の住民、5)60歳以上健常高齢者、6)ひとり暮らし高齢者、7)虚弱・要介護高齢者、8)生活習慣病予防行動が必要な住民、の8グループ計60名であった。フォーカスグループインタビュー法を用い量的調査と複合分析することにより、1)「健康な生活」ヘのエンパワメント、2)「いきいきとした生活」へのエンパワメント、3)「安全で安心な生活」へのサポート、4)「頼りになる情報システム」の確立、の4領域が具体的な住民の声を根拠として「健康日本21」策定において重要であることが示された。「健康日本21]策定におけるフォーカスグループインタビュー活用は、グループダイナミクスにより住民の生の声を引き出すとともに、住民の計画への参画意識を高める点、プログラム実施後の評価に継続的に活用可能な点で意義が大きいと言える。
- 日本保健福祉学会の論文
- 2003-03-31
著者
-
渕田 英津子
浜松医科大学 医学部
-
大中 敬子
浜松市健康増進課
-
西田 麻子
浜松医科大学 医学部
-
安梅 勅江
浜松医科大学
-
佐藤 泉
調布市福祉部健康課
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大中 敬子
浜松市役所
-
佐藤 泉
浜松医科大学医学部
-
片倉 直子
浜松医科大学医学部
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西田 麻子
浜松医科大学医学部
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渕田 英津子
東北文化学園大学医療福祉学部
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