ゴールベースシナリオ(GBS)理論に基づく情報活用能力育成教育の実践
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概要
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近年,多様な情報を適切に使い活用できる人材育成の必要性が高まっており,大学の情報教育においても,情報活用力育成のための効果的・効率的・魅力的な指導法の開発が課題となっている.本稿では,新たな指導法の開発に向けて,インストラクショナルデザイン理論の一つであるゴールベースシナリオ(GBS)理論に基づく情報活用力育成教材の設計・開発を行い,授業実践を通じて,その効果を検証した.その結果,アプリケーションの基本スキルの習得や活用力の向上において一定の効果が見られるとともに,学生の学習成果に対する満足感や学習意欲,学習態度において肯定的な反応が示された.
- 2010-12-20
著者
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鈴木 克明
熊本大学社会文化科学研究科
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鈴木 克明
ソフトウェア情報学部
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鈴木 克明
熊本大学大学院
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喜多 敏博
熊本大学eラーニング推進機構
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鈴木 克明
熊本大 大学院
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喜多 敏博
熊本大学総合情報基盤センター
-
鈴木 克明
岩手県大 ソフトウェア情報
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喜多 敏博
熊本大学大学院
-
朴 恵一
大阪経済法科大学:熊本大学大学院
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根本 淳子
熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学
-
根本 淳子
熊本大学
-
朴 恵一
大阪経済法科大学
-
根本 淳子
熊本大学大学院システム学専攻
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鈴木 克明
熊本大学
-
根本 淳子
熊本大学大学院 システム学専攻
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