閉曲線を利用した音色操作方法の検討と実装
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概要
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電子楽器を用いることにより,今までにない新たな音色を作ることが可能となり,音色を生成する方法も数多く考案されている.しかしながら,それらのほとんどは多種多様な音色を作るために多くのパラメータ制御を必要とするため,直感的な操作が難しく,特性を掴むのに多くの時間を要する.本稿では,解析信号を複素平面上の閉曲線図形として直接操作することによって周期音声信号を生成する方法を提案する.解析信号を複素平面上の閉曲線図形として扱うことにより,相似図形同士が同じ音色と対応する.また図形と音を対応付けることにより,直感的な入力が可能になるほか,視覚表現と融合した音楽パフォーマンスへの応用も考えられる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2010-05-20
著者
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秋田 純一
金沢大学 大学院 自然科学研究科
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北川 章夫
金沢大学大学院自然科学研究科電子情報科学専攻
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岩淵 勇樹
金沢大学大学院自然科学研究科
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秋田 純一
金沢大学大学院自然科学研究科
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北川 章夫
金沢大学
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北川 章夫
金沢大学 自然科学研究科 集積回路工学研究室
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北川 章夫
金沢大学大学院
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岩淵 勇樹
金沢大学大学院
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