曲率を考慮に入れた3次元メッシュの展開図生成
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概要
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3 次元三角形メッシュの 2 次元展開図生成は,現実世界に 3 次元モデルを仮想的に再構成する手段を提供する.しかし,3 次元メッシュを 1 つの連結成分に展開する問題は一種の未解決問題であり,結局のところ切断する稜線集合のすべての組み合わせを調べるしか解法がない.本報告では,展開図パッチの個数とともに展開図に必要な紙面の大きさも効果的に最適化する,新しい展開図生成のための発見的手法を提案する.本手法の基本アイデアは,メッシュの頂点における曲率を評価することでそれらを鞍点と非鞍点に分類し,さらにそれぞれの頂点における切断稜線の個数を保持することで,展開図生成において問題となる局所的自己交差を即座に除外していく点にある.いくつかの事例を用いることで,提案手法が広い範囲の 3 次元メッシュを 1 つの連結成分に変換できることを示していく.
- 2011-02-01
著者
-
高橋 成雄
東京大学大学院新領域創成科学研究科
-
SeowHuiSaw
東京大学
-
Hsiang-YunWu
東京大学
-
Chun-ChengLin
台北市立教育大学
-
Hsu-ChunYen
国立台湾大学
-
高橋 成雄
東京大学
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