コンテナ船穂高丸による北太平洋実船実験についてコンテナ船穂高丸による北太平洋実船実験について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Results of an actual ship test on the container ship "Hotaka-maru" owned by Showa Shipping Co. Ltd. and N.Y.K. Line Ltd. on the North Pacific Ocean are reported. The test was planned according to the five years' plan on highspeed container ships of the Ship Research Institute, and was supported by the Japan Container Association. The main objects of the tests were to collect datas about sea-margin, seakeeping quality, and behaviour of on-deck container. For these objects, a special test container which had many pickups to measure stress, deformation and acceleration was loaded on the deck. The tests were carried out on her 23rd and 24th voyages in 1972. Torque, thrust and revolution of the propeller shaft, angle of rolling and pitching, accelerations by ship motion, lashing tension, and stress and deformations of the container were measured. After analyses of the data following conclusions are obtained. 1. Sea conditions had much influence on the average sea-margin. Supposing that duration of very rough sea which occupied about 15% of a total navigation time were excepted, the average sea-margin might be decreased from 45.5% to 18.5% in a voyage. 2. In case of very rough sea that the wind force exceeds eight by Beaufort scale, the ship speed has been reduced to avoid heavy pitching motion, which angle has exceeded about 10 degrees in double amplitude, and the course of ship has been changed to avoid heavy rolling motion, which angle has exceeded about 30 degrees in double amplitude. 3. From the relations between the tensions of container lashing members and the accelerations of the test container, the expectations of the lashing members' tensions can be estimated from the distributions of the accelerations on deck. 4. The tensions of diagonal lashing members were larger than those of vertical members, and the stresses of the container caused by racking were negligibly small compared to the stresses on a proof-test of the container.
- 独立行政法人 海上技術安全研究所の論文
- 1975-10-31
著者
-
田中 邦彦
運輸省船舶技術研究所艤装部
-
武井 幸雄
運輸省船舶技術研究所推進性能部
-
柴田 俊明
運輸省船舶技術研究所装備部
-
翁長 一彦
運輸省船舶技術研究所艤装部
-
猿田 俊彦
運輸省船舶技術研究所運動性能部
-
猿田 俊彦
船舶技術研究所運動性能部
-
翁長 一彦
運輸省船舶技術研究所
-
田中 邦彦
運輸省船舶技術研究所システム技術部
関連論文
- 船体に働く波浪変動水圧 : 大型鉱石船の模型による実験データ集
- 2 2方向波中の船体に働く波浪衝撃水圧に関する模型実験(昭和49年学協会刊行物掲載論文再録集)
- 2方向波中の船体に働く波浪衝撃水圧に関する模型実験
- 1-9 斜め波中の船体に働く波浪変動水圧に関する模型実験(昭和48年学協会刊行物掲載論文再録集)
- 斜め波中の船体に働く波浪変動水圧に関する模型実験
- 自動航行に関する一考察(運動性能部,所外発表論文等概要)
- 1名当直を目指した操船支援システムとその評価
- 船舶の建造自動化に関する一考察
- 船舶からのビスフェノールAの排出について(装備部,所外発表論文等概要)
- SUS316鋼/フジツボ-すきまの再不動態化電位
- 316鋼/フジツボすきまの再不動態化電位E_Rについて(艤装部,所外発表論文等概要)
- 疲労きれつ伝播に及ぼすフェライト粒度の影響(船体構造部,所外発表論文等概要)
- 212 疲労きれつ伝播速度に及ぼすフェライト粒度の影響
- 硫化精鉱の酸化発熱性に関する実験について : 特殊ばら積貨物輸送の安全性
- コンテナ船穂高丸による北太平洋実船実験についてコンテナ船穂高丸による北太平洋実船実験について
- 蛍光ライダーシステムによる流出油の検知(装備部,所外発表論文等概要)
- 蛍光ライダーによる実海域の環境計測に関する研究(装備部,所外発表論文等概要)
- 海上での流出オイルセンサー開発及びフィールド実験 (ダウンサイズ化する分析化学)
- 海洋での流出オイルの実時間観察(装備部,所外発表論文等概要)
- 蛍光ライダーによる海洋汚染の検知に関する研究
- 次世代型海洋監視システムを用いての海上観察(整備部,所外発表論文等概要)
- 次世代型海洋環境モニタリング・システムに関する研究(整備部,所外発表論文等概要)
- 船の自動航行と海上交通管理のためのシミュレーションシステムについて(その3) : 海上交通流のシミュレーション
- イナートガス装置のスクラバ排水について(第2報)(艤装部,所外発表論文等概要)
- 波浪中における伴流の実験的研究
- 自動車専用運搬船の波浪中における推進性能に関する模型試験
- レーザ流速計(推進性能部,所外発表論文等概要)
- 波浪中における船尾流れの可視化(推進性能部,所外発表論文等概要)
- プロペラ翼断面形状のキャビテーション・***ージョンに及ぼす影響(推進性能部,所外発表論文等概要)
- An Investigation of the Effects of Blade Profile on Cavitation Erosion of Marine Propellers〔含 討論〕
- プロペラ・キャビテーションについて(推進性能部,所外発表論文等概要)
- 三鷹第3船舶試験水槽の建設について
- 自動平衡式抵抗動力計について
- 4.船後におけるプロペラのキヤビテーシヨン試験
- 短波長域を航走するVLCCの船側に働く波圧に関する模型実験
- (23)短波長域を航走するVLCCの船側に働く波圧に関する模型実験 : 平成5年秋季講演論文概要
- 船載式出会波浪計の性能について(第2報) : 空中超音波式とTucker式の比較
- 船体に働く横揺れ減衰力について(第1報) : 自由横揺れ試験結果
- フィンスタビライザー及び舵の横揺れ軽減効果について
- サイド・スラスターの効果に関する実験的研究
- 減揺水槽の不規則波中模型実験について
- 船載式出会波浪計の性能について : 実船及び模型船による試験結果
- 高速コンテナ船の操舵による動揺について
- 斜め波中における船側の相対水位変動について
- 高速コンテナ船の斜め波中における動揺特性 : L/B=8の1軸および2軸船について
- 高速ライナー船型の斜め波中における動揺特性
- 海底観測塔の動揺試験
- 原子力第一船の波浪中動揺と加速度に関する研究
- 高速コンテナ船の斜め波中におけるスラスト,トルク変動に関する模型実験(第2報) : L/B=6.89の1軸船について
- 押航艀輸送方式の操縦性および耐波性に関する実験的研究
- 台湾回流水槽シンポジウム出席報告
- 次世代砕氷型巡視船の設計手法の高度化に関する研究
- 小型砕氷巡視船の氷中航行性能に関する研究
- 塗装鋼飯の腐食疲労特性(氷海技術部,所外発表論文等概要)
- 湾内底質中からの有害物質の分離に関する研究
- 個人およびチームとしての人間の誤り訂正機能を利用したプラント運転におけるヒューマンエラーの低減(システム技術部,所外発表論文等概要)
- プラント運転のヒューマンインターフェイスのための透過型ヘッドマウントディスプレイによる3D-VR表現(システム技術部,所外発表論文等概要)
- 小型画像ライダーによる海洋汚染の検知(装備部,所外発表論文等概要)
- 斜め追波中の船の転覆について : 第5報,転覆機構に関する比較模型実験
- 斜め追波中の船の転覆について : 第1報 転覆機構に関する模型実験
- 追波中の船の大振幅前後揺れと波乗り現象 : その2 シミュレーションによる検討
- 追波中の漁船の波乗りに関する模型実験
- 底曳網漁船の曳網時の運動性能に関する模型実験
- 角水槽における自航模型船の最適加速法
- 繰返し浸漬法による鋼材の腐食について(第2報)
- 大型タンカーの衝突災害に関する実験的研究
- 出入港自動化に関する一考察(システム技術部,所外発表論文等概要)
- 478 海洋構造物用重防食塗装の膜厚分布(海洋構造物の腐食と防食・破壊と疲労, 加工・システム・利用技術, 日本鉄鋼協会第 112 回(秋季)講演大会)
- 熱冷衝撃法を用いた海洋構造物用重防食塗膜の評価(船体構造部,所外発表論文等概要)
- 船舶火災における有毒性ガスについて(艤装部,所外発表論文等概要)
- 船舶の出入港の自動化について(艤装部,所外発表論文等概要)
- 海洋構造物用エポキシ系防食塗膜の初期劣化(船体構造部,所外発表論文等概要)
- 海洋構造物用エポキシ系防食塗膜の初期劣化
- 出入港自動化システムについて(艤装部,所外発表論文等概要)
- イナートガスシステムの排水による海水の汚染防止対策について
- 燃焼生成ガスの有毒性試験法について(艤装部,所外発表論文等概要)
- アルミニウム合金A6N01-T5の腐食形態に及ぼす組織の影響
- 複合型海上コンテナ輸送方式について(艤装部,所外発表論文等概要)
- 模型による船舶衝突実験
- 海洋構造物の保守管理技術(浮遊式海洋構造物の実海域実験 その2 研究報告)
- 船舶火災に関する研究動向と問題点(艤装部,所外発表論文等概要)
- 微粉硫化精鉱の海上輸送における安全性についてSafety at Sea Transport of Sulphide Concentrate(艤装部,所外発表論文等概要)
- 実船輸送時における各種測定結果およびシミュレーション試験(艤装部,所外発表論文等概要)
- 船舶航行システムの安全評価用シミュレータの開発(システム技術部,所外発表論文等概要)
- 操船シミュレータ実験による避航開始位置の観測
- 操船シミュレータ実験による避航開始位置の観測(システム技術部,所外発表論文等概要)
- 船舶航行における潜在的危険の評価(機関動力部,所外発表論文等概要)
- 船舶航行における潜在的危険の評価
- 船舶航行システムの安全評価用シミュレータの開発
- 避航限界と被避航限界の研究
- 操船シミュレータ上の航路標識灯火の表現手法
- 海上交通の安全に及ぼす高速船航行の影響の評価 : 操船者が感じる「脅威」(システム技術部,所外発表論文等概要)
- 航行シミュレーションにおける交通流モデルと輻輳度
- 海上交通の安全に及ぼす高速船航行の影響の評価 : 操船者が感じる脅威
- 海洋構造物用重防食の防食性評価について(船体構造部,所外発表論文等概要)
- 模型実験による衝突船の挙動と荷重(所外発表論文等概要)
- 特殊ばら積貨物輸送の安全性に関する実船実験 : 硫化精鉱の酸化発熱性について
- 避航限界に関する研究(日本側発表論文概要,1992年日中航海学会学術交流会)
- 船舶航行システムの安全評価用シミュレータ-I : リアリティのある景観情報
- プロペラ・キャビテ-ションについて