スペクトル分析を用いた運転行動信号に含まれる個人性のモデル化(マルチメディア処理)
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概要
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速度,車間距離,あるいはアクセル・ブレーキペダル操作信号といった走行観測信号を用いた運転行動のモデル化に関する研究が盛んに行われている.運転行動は運転者によって異なり,認知科学や工学的な観点から,様々なドライバモデルに関する研究が行われている.本論文では,アクセル・ブレーキペダル操作信号をケプストラム分析することによって,運転者のペダルの踏込み方や調整の仕方をペダル操作信号の短時間スペクトルの包絡情報として抽出し,運転行動に含まれる個人性をモデル化した.本論文では,ドライビングシミュレータと実環境において運転データを収録し,ケプストラムに基づくドライバモデルの個人性の表現能力について評価するため,個人識別実験において従来の走行観測信号を直接混合正規分布(GMM)でモデル化する手法との比較を行った.その結果,ドライビングシミュレータと実環境の両環境において,ケプストラム分析を用いた個人性のモデル化手法が,従来法より効果的に個人性をモデル化できることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-04-01
著者
-
武田 一哉
名古屋大学大学院情報科学研究科
-
伊藤 克亘
法政大学
-
宮島 千代美
名古屋大学
-
西脇 由博
名古屋大学大学院情報科学研究科
-
伊藤 克亘
法政大学大学院情報科学研究科
-
伊藤 克亘
名古屋大学大学院情報科学研究科
-
脇田 敏裕
(株)豊田中央研究所
-
伊藤 克亘
電総研
-
脇田 敏裕
豊田中央研究所
-
伊藤 克亘
電子技術総合研究所
-
脇田 敏裕
豊田中央研究所 ソフトウエア研究室
-
伊藤 克亘
法政大学情報科学研究科
-
伊藤 克亘
工学院大学
-
小澤 晃史
名古屋大学大学院情報科学研究科
-
武田 一哉
名古屋大学
-
西脇 由博
名古屋大学
-
伊藤 克亘
法政大学情報学部
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