12. 成熟過程の種子における水・乾物量の推移とオートファジー遺伝子発現の関係(平成20年度第54回低温生物工学会年会)
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概要
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The change in seed water content has become a relatively efficient parameter for physiological maturation during seed development and maturity of of soybean (Glycine max(L.) Merr.). Fresh and dry weights of seed continuously increased from the beginning of seed filling (R5) to the end of seed filling stage (R6), while the water content gradually decreased and reached nearly 60% at R6 stage. Then the fresh weight decreased rapidly from R6 to full maturity (R8) while the decrease of the water content was accelerated. Autophagy functions in bulk degradation process and appears to have important roles in maintaining viability under various stress conditions and/or plant development, such as germination and senescence. To understand the relationship between physiological parameters and autophagy-related gene (ATG) expression, we measured seed water content, fresh/dry weight and expression profiles of soybean ATG8 homologs of seeds of soybean during pod filling stages. On the other hand, GmATG8 homologs were constitutively expressed in shell and seed during the period with high water content and the early seed setting stage(R5), and then expressions of GmATG8i and GmATG8d decreased at the end of seed setting stage (R6). These results suggested that autophagy process in seed was regulated in developmental stage and with physiological cues, possibly water content.
- 低温生物工学会の論文
- 2008-12-30
著者
-
Htwe Nang
九州大学大学院生物資源環境科学府
-
湯淺 高志
九州大学大学院農学研究院植物資源科学部門
-
谷川 宏行
九州大学大学院生物資源環境科学府
-
石橋 勇志
佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
-
井上 眞理
九州大学大学院農学研究院植物資源科学部門
-
石橋 勇志
九州大学大学院生物資源環境科学府
-
井上 眞理
九州大院農学
-
井上 眞理
九大院農学研究院
-
湯浅 高志
九州大学大学院生物資源環境科学府
-
谷川 宏行
九州大学農学部・大学院生物資源環境科学府
-
湯淺 高志
九大院農学研究院
-
井上 眞理
九州大学大学院生物資源環境科学府
-
湯淺 高志
九州大学大学院農学研究院
-
井上 眞理
九州大学大学院 農学研究院
-
湯淺 高志
九州大学大学院生物資源環境科学府
-
石橋 勇志
九州大学大学院 農学研究院
-
石橋 勇志
九州大学大学院 生物資源環境科学府
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