幼稚園5 歳児クラスにおける協同的な活動の分析 : 保育者の支援を中心に
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概要
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本研究の目的は,目的と手段との相互作用性,保育者のかかわりとその役割の多様性に着目し,子どもの協同的な活動のあり方を探ることである。本研究では幼稚園の5 歳児クラスでの遊園地作りの活動を自然観察し,事例の分析を行った。その結果,全体の目的がめざされつつも,個々の活動のなかで目的と手段とを行きつ戻りつすることで,子どもたちの協同的な活動が豊かなものになっていた。また,保育者は様々な形で子どもたちを全体の目的へと促す一方で,目的とは異なる子どもたちからのアイデアを包含しながら,集団での協同性を育むような働きかけを行っていた。
- 湘北短期大学の論文
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