中学生の非行傾向行為の先行要因--1学期と2学期の縦断調査から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This study examined the characteristics typically seen before the start of delinquency. Questionnaire surveys were administered twice to 1524 junior high school students, in the first and again in the second school term. Students were classified into three groups according to the time when they started engaging in delinquent behavior: "experienced" (having engaged in delinquency before the first survey: N=304), "started" (reporting their start of delinquency after the first survey: N=157), and "no experience" (having no experience of delinquency: N=1063). Comparisons of the three groups showed that the "started" group shared the same characteristic factors with the "experienced" group. Compared with the "no experience" group, both delinquency groups reported a less intimate relationship with their parents, more experience of domestic abuse, less parental control, and more conforming behavior with their friends. Also, the "started" group showed a sharp change in their degree of enjoyment of school life. Although the "started" group reported the same level of school life before starting delinquency as the "no experience" group, they reported a lower degree of enjoyment, nearly equal with that of the "experienced" group, after starting delinquency.
- 公益社団法人 日本心理学会の論文
著者
関連論文
- 子ども対象の表現活動効果測定尺度の作成と尺度を用いての演劇ワークショップの評価
- 指定討論 : 希望に向けての教育(21世紀型学力の育成を目指して-学力低下論争を超えて-,V 日本教育心理学会公開シンポジウム)
- 教職大学院に心理学者はどう関わるか(自主シンポジウムF8)
- 学級規範の導入と定着に向けた教師の働きかけ : 小学校3年生の教室における学級目標の標語の使用過程の分析
- 妊娠期の女性の働き方と心理的健康
- 中高年期における主観的老いの経験
- 教育心理学と教育行政との連携を探る(自主シンポジウムD3)
- 妊娠期から産後1年までの抑うつとその変化 : 縦断研究による関連要因の検討
- 授業進行から外れた子どもの発話への教師の対応 : 小学校2年生の算数と国語の一斉授業における教室談話の分析(優秀論文賞を受賞して(2005年度))
- 教師としての専門性の向上における転機 : 生活科の導入に関わった教師による体験の意味づけ
- 自主性を育てることの難しさ (特集 自主性を育てる)
- 教育心理学における少人数教育研究の最前線(自主シンポジウムB3)
- 指定討論(体験活動・体験学習のプログラム作りと効果測定をめぐって,準備委員会企画シンポジウム,I 日本教育心理学会第50回総会概要)
- 劇指導者はいかにして子どもたちの想像力を引き出すのか
- 幼稚園・保育所における自然体験活動の実施実態(2)動物飼育の実態
- 幼稚園5 歳児クラスにおける協同的な活動の分析 : 保育者の支援を中心に
- 保育者の研修に対して大学と附属が寄与するあり方をめぐって : 幼児教育未来研究会の実践から考える
- 大学と附属幼稚園と現場の関係を構築する : 幼児教育未来研究会の試みを通して
- 幼稚園児をもつ母親のソーシャル・サポート : 子どもの数に着目して
- 幼稚園・保育所における自然体験活動の実施実態(2) 動物飼育の実態
- 幼稚園における預かり保育の利用者の特徴 : 育児への負担感との関連を視野に入れて(第1部自由論文)
- 幼稚園における子育て支援 : 幼稚園における「子育て相談」の形態と保護者の精神的健康との関連から
- 幼稚園児をもつ夫の帰宅時間と妻の育児不安の検討 : 子どもの数による比較
- 妊娠期の抑うつと胎児への感情に関する仮説モデルの検討
- 幼稚園における子育て支援の実態調査(2)(2005年調査)
- 幼稚園における子育て支援の利用状況(第2報)
- 中学生の非行傾向行為と抑うつ傾向との関連について : ストレッサーとコーピングからの検討
- 親子関係・友人関係・セルフコントロールから検討した中学生の非行傾向行為の規定要因および抑止要因
- P-173 埼玉医科大学総合医療センターでの出産前後における妊婦およびパートナーの抑うつに関する縦断的研究2(Group72 母子保健・訪問指導,ポスターセッション,第51回日本母性衛生学会総会)
- P-172 埼玉医科大学総合医療センターでの出産前後における妊婦およびパートナーの抑うつに関する縦断的研究1(Group72 母子保健・訪問指導,ポスターセッション,第51回日本母性衛生学会総会)
- 教育における「個人と集団」(経常的研究交流委員会企画シンポジウム)
- PG008 表現ワークショップの評価に関する質的方法と量的方法
- J063 クリティカル・シンキング : 小・中・高等学校における教育実践の発達的検討(自主シンポジウム)
- 認定子ども園への期待
- 中学生のレジリエンスとパーソナリティとの関連
- 中学生における精神的健康とレジリエンスおよびソーシャル・サポートとの関連 : 受験期の学業場面に着目して
- 中学生におけるレジリエンシー(精神的回復力)尺度の作成
- 青少年の発達にテレビは影響を及ぼすか
- 動機づけの教育心理学 : その成果と課題(研究委員会企画シンポジウム1)
- 教職大学院の魅力とその可能性(準備委員会企画シンポジウム1)
- 509 成人におけるreferential communication能力 : 抽象図形における二種類のencoding(社会)
- 道徳教育で行うべきこと (特集 「道徳教育」で伝えたいことは何か) -- (「道徳教育」で不足しているのは何か)
- 規範意識を育てる (特集 「規範意識」「公共の精神」を育てる) -- (なぜ「規範意識」「公共の精神」を育てる必要があるか)
- 基礎学力とは何かを改めて問う (特集 戦後の「基礎学力論争」を読み解く) -- (論争から読み解く「基礎学力」の概念)
- 中学生の非行傾向行為について逸脱した友人の存在の有無による検討
- 中学生の非行傾向行為の実態と変化 : 1学期と2学期の比較
- 子どもに「社会」をどう教えるか : 社会心理学からの提言
- 414 援助行動への依存度, 成功・失敗の効果
- 幼児に対する母親の分離意識 : 構成要素と影響要因
- 子育て支援・保護者との連携の現在とこれから(子育て支援のこれから-幼稚園・保育所・小学校・中学校における保護者対応を考える-,準備委員会企画シンポジウム,I 日本教育心理学会第49回総会概要)
- 体験活動・体験学習のプログラム作りと効果測定をめぐって(準備委員会企画シンポジウム5)
- 女子学生における目標達成プロセスとしての就職活動 : コントロール方略を媒介としたキャリア志向と就職達成の関係
- 育児への負担感・不安感・肯定感とその関連要因の違い : 未就学児を持つ母親を対象に
- 教育心理学において「価値」と向き合うこと : カリキュラム開発を例に(自主シンポジウムD4)
- 情動調整プロセスの個人差に関する2歳から3歳への発達的変化
- 幼稚園・保育所における自然体験活動の実施実態
- 保育現場の音環境に関する意識の構成要素と関連要因
- 幼児教育 今、求められる幼児期の教育
- 質的研究の動向(研究の動向5)
- 進化発達心理学とは (特集 こころの進化と精神医学)
- 保育・幼児教育・子育て支援と待機児童への対応 (特集 子育て支援への総合的な取り組み)
- だらしがない子どもが問題になる九つのタイプ (特集 だらしがない子)
- 道徳は教科になり得るか (特集 道徳の「教科化」を提案する) -- (道徳の「教科化」・私はこう考える--提言を読んで)
- 小学校低学年向けメディアリテラシー教材の開発研究
- 小学1年生の児童の逸脱行動に対する教師の個人および学級集団へのフィードバック
- 中国における幼児教育の現状と課題
- ^[○!R]児童期におけるコマーシャル理解の発達
- 児童期にドラマ、お笑いのバラエティ、トーク番組、音楽番組をよく見ることが思春期の子どもの社会的・心理的不適応に及ぼす縦断的影響
- カウンセリングにおける広い意味での証拠の活用の仕方 (シンポジウム記録 日本カウンセリング学会平成21年度公開シンポジウム カウンセリングの研究におけるエビデンスを求めて)
- 動機づけの教育心理学 : —その成果と課題—
- 学校での動物飼育の適切さが児童の心理的発達に与える影響
- 学生のメンタルヘルスに関する調査
- 白梅発達臨床セミナー : 第1回幼児期の子どもの育ちと支援 : 発達臨床心理学への招待
- P1-147 総合周産期母子医療センターで出産した夫婦の抑うつについて : 妊娠期からの縦断調査3(母性・父性IV,ポスターセッション,第52回日本母性衛生学会総会)
- 小学校低学年の教育とは何か : その発達の特徴と指導のポイント (特集 小学一年生・二年生のこころと世界)
- 幼児の身体の能力の発達に関する研究 : 経験の効果
- 幼児の身体の能力の発達に関する研究 ─ 経験の効果 ─
- 少子化の中の子どもの育ちと親としての経験:─特に家族の問題を焦点として─
- 言語力の育成と国語教育 : 発達的カリキュラム論(国語教育研究手法の開発(1)-発達心理学研究との交流を通して-,課題研究発表)
- 中学生の非行傾向行為の先行要因--1学期と2学期の縦断調査から
- 自然言語処理技術を活かした教育研究の可能性とその課題(自主シンポジウム2)
- P5-69 学生のメンタルヘルスに関する研究 : 教員の意識と対応について(発達,その他,ポスター発表)
- 学校現場におけるフィールドワーク研究の意義と可能性(自主シンポジウムE-1)
- 授業を識り授業づくりを支援する : 「授業コンサルテーション」における支援のあり方と知のあり方(自主シンポジウム7)
- 保育・教育現場における臨床発達的支援のあり方 : 学校カウンセラーと臨床発達心理士の関わりは違うのか(臨床発達心理士会シンポジウム)
- 大3-5 幼児の運動遊びに関する研究(2) : 3ヶ月後の効果(教授・学習,口頭発表)
- PB009 科学的興味・追究意欲を高める理科の授業の意義(ポスター発表B,研究発表)
- ワークショップを質的・量的両面から評価する方法について(1)(自主シンポジウムC-1)
- PA070 表現ワークショップの質的評価の試み(1)(ポスター発表A,研究発表)
- 学力のとらえ方(自主シンポジウムA-2)
- 記録でつなげる : 保幼小の内容・方法の接続をめざして(実行委員会企画シンポジウム1,(1)講演・対談・シンポジウム等要旨,1.第66回大会の開催,平成25年度事業概要,1.日本保育学会の状況,第3部 保育の歩み(その2))
- PF-038 保育の質が幼児の発達に与える影響(2) : 4歳児クラスの科学的思考発達と園差・月齢との関連(発達,ポスター発表)
- PF-037 保育の質が幼児の発達に与える影響(1) : 4歳児クラスの言語発達と月齢、園差、文字意識との関連(発達,ポスター発表)
- 実践者と研究者の協働性に基づく質的研究の可能性(section 1 質的研究と実践はどう関わるか,日本質的心理学会設立10周年記念企画 質的研究の未来-その可能性と課題)