エッジ点列の分割とモデル選択を用いた統合による楕円検出(一般セッション1)

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概要

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本論文では点列への楕円当てはめに基づく楕円検出の新しい手法を提案する。楕円当てはめは入力として与える点列が楕円上の点列であれば、それが楕円の一部分であっても精度よく楕円を当てはめることが可能である。しかし、画像からの楕円検出では、画像から抽出したエッジ点列から楕円を当てはめるべき点列を検出することは非常に困難な問題である。これに対して我々は、楕円当てはめと同時にエッジ点列の分割と統合を2段階の処理で行う楕円検出手法を提案する。これは、まず画像から抽出した連結したエッジ点列に対してRANSACを用いた楕円当てはめを行い、エッジ点列を楕円に属する点列とそうでない点列に分割する。次に楕円に属するそれぞれの点列をモデル選択により統合しながら楕円を再当てはめするものである。実画像を用いた実験により提案手法の有効性を示す。
2009-03-06

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