地方公立進学校におけるエリート再生の研究
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概要
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For academic high school students in local areas, it is necessary to make geographical transition from their home town to cities to go to "good" universities, while others may decide to remain their home countries to go to local colleges. What factors differentiate students into those two routes to have higher education? For what sake do some students decide to leave for large cities, and others to stay in their home town? This study pays attention to geographical mobility of students in top rank academic high schools in Japan. We administered a survey of 3,767 senior students in 12 high schools, all of which admit academically top students in their areas in 2006 and 2007. By analyzing the survey data, we will explore the following research questions: 1. What factors, including structural and socio-psychological, influences students'decision of mobility both at college entrance and future job entry? 2. What reasons lead them to pursue "elite" universities? Which goals either for self -realization or contribution to the society give rationale to apply for those universities? Are there any different mechanisms of this determination between high schools in large cities and rural areas? 3. What factors influence the formation of students'consciousness to contribute to the society? Do school experiences raise such consciousness? What school activities and cultures affect it? The data analyses shows that academic high schools in local communities have power to influence students'mobility and creating consciousness for devoting for the society.
- 東京大学の論文
- 2008-03-10
著者
-
安藤 理
東京大学大学院
-
井上 公人
立教大学大学院
-
中西 啓喜
お茶の水女子大学大学院
-
苅谷 剛彦
東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース
-
有海 拓巳
東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース
-
高橋 渉
立教大学大学院社会学研究科
-
平木 耕平
東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース
-
漆山 綾香
東京大学大学院教育学研究科比較教育社会学コース
-
日下田 岳史
東京大学本部調達グループ
-
有海 拓巳
東京大学大学院
-
安藤 理
東京大学
-
日下田 岳史
国立教育政策研究所
-
日下田 岳史
東京大学大学院
-
平木 耕平
東京大学大学院
-
苅谷 剛彦
オックスフォード大学
-
苅谷 剛彦
東京大学大学院
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