負の応力降下量が断層破壊におよぼす影響-2004年新潟県中越地震
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概要
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We investigate spatiotemporal distribution in a kinematic slip model of the 2004 mid-Niigata (Chuetsu) earthquake, focusing on the relationship between rupture time and stress drop. Stress drop distribution is calculated from the final slip distribution inferred from waveform inversion. There are negative stress drop regions near the edges of inferred asperities. Rupture delays were detected in the mean slip rate time functions. Combining the above distribution, we found delayed rupture within regions of negative stress drop. In these negative stress drop regions, rupture prop- agation is expected to arrest because a positive stress drop promotes rupture. It should be em- phasized that our results were obtained without reconstructing the dynamic faulting process.
- 2009-03-30
著者
-
加藤 愛太郎
東京大学地震研究所
-
宮武 隆
東京大学地震研究所
-
加藤 愛太郎
東京大学地震研究所 地震予知研究推進センター
-
木村 武志
東京大学地震研究所
-
引間 和人
東京大学地震研究所
-
引間 和人
東京電力株式会社技術開発研究所
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