わが国の脳神経外科医による椎体形成術の全国実態調査報告
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概要
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Recently, practice of vertebroplasty using injection material into the vertebral body has been increasing in Japan. But the exact methods and results of this procedure are not clear. We have investigated and analyzed vertebroplasty practiced by neurosurgeons, using survey questionnaires for all of the neurosurgical institutions in Japan. Questionnaires were sent to 1195 neurosurgical institution, 564 of which responded Analysis was performed based on the replies of these 564 institutions. Among them, 65 perform vertebroplasty. Approximately 50% of the institutions who do not perform this operation have interest to adopt this technique. As to the injection material, PMMA is most frequently used. Ninety percent of the indication was osteoporotic compression fracture. Incidence of new vertebral fracture occurring at the adjacent level was about 6% per year. The result shows that this operation has been performed in relatively a small group of neurosurgical institutions so far, however, there is a growing interest. Rate of complications is low. It remains desirable to develop a new method which effectively reduces incidence of de novo adjacent body fractures.
- 日本脊髄外科学会の論文
- 2008-12-01
著者
-
花北 順哉
藤枝平成記念病院脊髄脊椎疾患治療センター
-
金 彪
獨協医科大学脳神経外科
-
花北 順哉
藤枝平成記念病院脊髄椎疾患治療センター:日本脊髄外科学会理事会
-
金 彪
藤枝平成記念病院脊髄椎疾患治療センター:日本脊髄外科学会理事会
-
花北 順哉
藤枝平成記念病院
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