看護業務の作業効率に関する検討 : 経験年数の異なる看護師の看護業務の比較
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概要
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本研究では、経験を通して習得する「看護業務の作業効率を高める要因」を明らかにすることを目的として、臨床における看護業務を作業の順序性・効率性・連続性の視点からそのすすめ方の実際を調査し検討した。対象は経験年数18年目と21年目の看護師各1名であり、休日と平日の8:30から11:30までの全行動について、VTRとチェックリストで連続的に撮影し記録した。病棟内各場所への移動、受け持ち患者間の移動及び看護業務を実施する順序性等について検討したところ、両者に情報収集に関する移動、頻度、時間、活用等で差異が認められた。今後、さらに質的検討を加えることにより看護業務を計画的かつ効率的にすすめる教育訓練に役立てられることが示唆された。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2004-03-10
著者
-
小山 聡子
新潟青陵大学看護福祉心理学部看護学科
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小山 聡子
新潟青陵大学
-
和田 由紀子
新潟青陵大学看護学科
-
本間 昭子
新潟青陵大学看護学科
-
松岡 長子
新潟県済生会新潟第二病院
-
葛綿 隆子
新潟県済生会新潟第二病院
-
桑野 タイ子
新潟青陵大学看護学科
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和田 由紀子
新潟青陵大学
-
桑野 タイ子
新潟青陵大学
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