看護系大学生の日常の生活習慣について : 看護技術履修前の1年生の実態調査
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概要
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看護を提供する者の日常の生活習慣は、看護技術の質に反映されると言われる。そこで本研究では、看護技術の習得に生活習慣が影響していると考え、看護学生の日常の生活習慣に関する調査を行った。対象者は看護技術の講義・演習履修前のX大学看護学科1年生84名で、学生自身の日常の生活習慣の実態について質問紙による調査を実施した。その結果、歯磨きやトイレでの手洗いなどの項目は学生の90%以上が「必ずする」と回答していた。しかし、起床後のベッドや布団の整頓、落ちているゴミを拾うなどの項目は学生の60%以上が「あまりしない」「全くしない」と回答していた。このような学生の背景をふまえた看護技術教育の工夫が必要であることが示唆された。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2007-03-10
著者
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菅原 真優美
新潟青陵大学看護福祉心理学部看護学科
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小山 聡子
新潟青陵大学看護福祉心理学部看護学科
-
小山 聡子
新潟青陵大学
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倉井 佳子
新潟青陵大学看護福祉心理学部看護学科
-
高塚 麻由
新潟青陵大学看護学科
-
佐藤 信枝
新潟青陵大学看護学科
-
佐藤 信枝
新潟青陵大学看護福祉心理学部看護学科
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倉井 佳子
新潟青陵大学看護学科
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菅原 真優美
新潟青陵大学看護学科
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