臨地実習前の不安要因とSTAIとの関連 : 基礎看護学実習の学生を対象として
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概要
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状態不安高群の学生では予見される不安要因「学内でのグループ内学習環境作りと学習獲得の結果に対する不安」「環境変化や新しい対人関係の構築に対する不安」の両因子で実習3日前・当日共に強い相関があった。学生は実習中の学習方法や未知の病棟環境や新しい対人関係構築で緊張と不安の連続であることが推測できる。指導側の立場の者が初日から数日間は, 学生の緊張緩和への配慮と工夫が望まれる。特性不安高群では実習当日で学生同士の対人関係や学習方法でやや強い相関があった。特性不安は学生個々の性格に影響しているので, 性格特性が高群の学生には実習前から不安感への個別的な関わりなどの配慮が必要である。
- 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部の論文
- 2002-03-10
著者
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