組込みソフトウェアのためのゴール指向手法による状態モデル構築法(モデル表記・モデル検査)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
組込みソフトウェアでは,様々な制約を持つことが,要求モデルと設計モデルとの間の追跡可能性を損なう要因となっている.したがって,追跡可能性を実現し,品質・生産性を向上するために,ドメイン知識を得ることにより制約を明確化することが必要となる.本稿では,追跡可能性の問題に着目し,ゴール指向モデルを利用し,ドメイン知識を獲得する方法を提案する.提案する方法では,ゴールからシナリオを記し,シナリオから状態モデルを構築する.状態モデルをもとにプロトタイピング実験を行い,その結果をもとに,次のゴールを発見する.本方法により,設計モデルに必要なドメイン知識を得るプロセスが明確になり,要求分析・設計で得る各々の状態モデル間の追跡可能性が高まる.
- 2008-06-12
著者
-
渡辺 晴美
立命館大学理工学部情報学科
-
渡辺 晴美
東海大学情報通信学部
-
小倉 信彦
武蔵工業大学
-
金子 省太
東海大学開発工学部情報通信工学科
-
小倉 信彦
東京工業大学精密工学研究所認知機構研究分野
-
小倉 信彦
武蔵工業大学環境情報学部
-
小倉 信彦
東工大精研
-
渡辺 晴美
東海大学情報通信学研究科
関連論文
- リニアアレイ振動子の放射音場の位相特性
- MDDチャレンジにみる組込みソフトウェアモデル中心開発の工学と教育(MDDロボットチャレンジ)
- 組込みソフトウェアのためのゴール指向手法による状態モデル構築法(モデル表記・モデル検査)
- 組込みソフトウェアシンポジウム2004報告(ソフトウェア工学の動向報告)
- MDDチャレンジにみる組込みソフトウェアモデル中心開発の工学と教育(MDDロボットチャレンジ)
- 組込みシステムのためのカラーペトリネットを利用した実装に基づくモデル化とテスト法(オブジェクト指向とWeb技術)
- (形式的仕様)オブジェクト指向ソフトウェアテストのためのカラーペトリネットスライシング技術(オブジェクト指向技術)
- 複数の凸制約条件付き適応信号処理問題の解法と応用 : そのII: 収束定理の証明(適応信号処理・音響信号処理, 信号処理, LSI, 及び一般)
- 複数の凸制約条件付き適応信号処理問題の解法と応用 : そのII: 収束定理の証明(適応信号処理・音響信号処理, 信号処理, LSI, 及び一般)
- 複数の凸制約条件付き適応信号処理問題の解法と応用 : そのII: 収束定理の証明(適応信号処理・音響信号処理, 信号処理, LSI, 及び一般)
- 複数の凸制約条件付き適応信号処理問題の解法と応用(その2)収束定理の証明
- Two Generalizations of the Projected Gradient Method for Convexly Constrained Inverse Problems : Hybrid steepest descent method, Adaptive projected subgradient method (Numerical Analysis and New Information Technology)
- SA-3-2 適応外近似射影法のための最適外近似構成法(SA-3. エコーキャンセラとその実現)
- 非拡大作用素に関する不動点定理の一拡張と多目的最適信号推定問題への応用
- ニューラルネットワークを利用した能動的な視覚系の制御
- 独立成分解析に基づく画像情報量の抽出法
- 10年目に大幅見直しを図った情報リテラシー演習 (小特集 情報リテラシー教育10年の取組みと今後)
- 多目的最適信号推定のための制約付き同時凸射影法の提案
- 多目的最適信号推定・設計のための制約付き同時凸射影法の提案
- ロボットコンテストを利用した組込み教育の実践
- 組込みソフトウェアのためのゴール指向手法による状態モデル構築法(モデル表記・モデル検査)
- 4 プロダクトライン開発技術(組み込みソフトウェア開発技術)
- シソーラス情報に基づく音声話題認識システム
- シソーラス情報に基づく音声話題認識システム
- 組込みソフトウェアのためのテスト・検証可能な状態モデル (第21回 回路とシステム軽井沢ワークショップ論文集)
- ステレオタイプによるUMLモデル間の整合性検証支援手法(オブジェクト指向技術)
- 組み込みシステムにおける優先度付きタスクの抽出方法
- カラーペトリネットスライシングによるリアルタイム開発支援
- カラーペトリネットスライシングによるリアルタイム開発支援
- カラーペトリネットスライシングによるリアルタイム開発支援
- 基本ブロックを用いたオブジェクト指向リアルタイムシステムの開発
- シェルシーゲル(著), 古宮 誠一, 廣田 豊彦(監訳), オブジェクト指向ソフトウェアテスト技法 : リスク管理への技術的アプローチ, 共立出版, 1998年, 5714円, (税別), ISBN 07608-9901
- 状態遷移言語による組込みソフトウェア開発 (ディペンダブルコンピューティング)
- 状態遷移言語による組込みソフトウェア開発 (コンピュータシステム)
- 隠れマルコフモデルによる混合動作の認識
- 非定常時系列予測のための学習データの選択法
- 大学学部における組込みソフトウェア教育事例
- 大学学部における組込みソフトウェア教育事例
- 状態遷移言語による組込みソフトウェア開発
- 状態遷移言語による組込みソフトウェア開発
- マルチエージェント環境におけるコミュニケーションの発生とその分析
- 超音波顕微鏡における局所生体組織の厚み, 表面反射を考慮した音速, 減衰の推定法
- 漸近縮小型非拡大写像とハイブリッド最急降下法 : 凸制約条件付き逆問題のための逐次アルゴリズム
- 漸近縮小型非拡大写像とハイブリッド最急降下法 : 凸制約条件付き逆問題のための逐次アルゴリズム
- 支持超平面への同時射影を用いた適応外近似射影法(音響信号処理及び一般)
- 支持超平面への同時射影を用いた適応外近似射影法(音響信号処理及び一般)
- データの重要度推定に基づくサポートベクタマシンの逐次学習
- アスペクト指向遷移状態言語の非正常系の問題への適用
- アスペクト指向遷移状態言語の非正常系の問題への適用
- C#における冗長なイベントハンドラ統合手法の提案
- C#における冗長なイベントハンドラ統合手法の提案