基本ブロックを用いたオブジェクト指向リアルタイムシステムの開発
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概要
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リアルタイムシステムをオブジェクト指向開発する際、アーキテクチャ設計段階で、分析モデルで抽出したオブジェクトモデルからスレッドモデルを構築する。構築したスレッドモデルは、実装と直接結びつくため、システムの性能を決定することになる。従ってスレッドモデルの構築は極めて重要なプロセスである。本稿では、オブジェクモデルから性能の良いスレッドモデルを効率的に設計する方法を提案する。本方法では、ステートチャートとクラス図で表したオブジェクトモデルを基本ブロック(合流・分岐のない部分ステートチャート)に分割し、性能解析、ブロック間のデータ依存関係、通信関係を解析する。その結果を基に基本ブロックを組合わせることで、スレッドモデルを構築する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-03-22
著者
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