組織知の発見と再構成を促進する知識ベースインタフェースの提案と評価(セッション5:知識・連携)
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概要
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本研究では,組織知の活用を促進させるため,組織知の発見と再構成の機会を支援する知識ベースインタフェース"Knowledge Base Remixer"を構築し,評価を行った.本システムは,ユーザがブログ記事の投稿や編集を行ったときや,ファイルをアップロードしたタイミングに,その内容に関連する知識ベースコンテンツをPush型提示する組織知の発見支援機能と,個人の視点で知識ベース内の知識構造を再構成できる機能を有し,ユーザによる組織知の活用を促進するものである,評価実験により,ユーザがPush型提示された知識ベースコンテンツを閲覧し,自分の思考整理のためや,自分が保有する情報や知識を他人へ伝達するために,知識マップに取り込んだり整理したりするなど,組織知の活用が促進されることを確認した.また,蓄積された情報や知識をPush型提示により思い起こす効果や,知識ベースコンテンツを容易に取り込んで知識マップの内容を充実させていく効果が見られた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-03-21
著者
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