屋外環境下における大規模拡散反射物体の表面色推定(D論セッション1)
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概要
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近年,物体の三次元モデル化技術への期待が高まっている.物体をモデル化するには,形状と光学情報,すなわち形と色を知る必要がある.しかし,色のモデル化に関して,建造物のような屋外の大規模物体に適用できる手法が少ない.物体の色は,三次元形状に画像を貼り付けることでモデル化できるが,統一的な色を再現するためには,事前に光源の影響を除く必要がある.本論文では,表面色を推定する三つの手法を提案する.第一に,光源の変化を用いて表面色推定を行う手法を提案し,その安定性と実用性に関して検討する.第二に,屋外のシーンに対しても安定で正確な計算が可能な,表面色推定の手法を提案する.第三に,屋外の大規模物体に対して,表面反射率推定を行う効率的な手法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-05-01
著者
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