結核性左主気管支狭窄症に対して左主気管支管状切除端々吻合術を施行し肺機能温存をはかった1例

元データ 1992-05-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

症例は23歳の女性。肺結核の治療開始後1年4カ月後に咳漱および喀痰が出現した。胸部X線写真で左全無気肺がみられ,気管支鏡検査で左主気管支の疲痕狭窄が認められた。結核性左主気管支狭窄症と診断し開胸した。約4カ月間の無気肺にもかかわらず陽圧換気で左肺の膨張が良好であったこと,硬結や線維化も軽度であり炎症所見もなかったことより肺実質を温存し,左主気管支のみを2.4cm管状に切除し端々吻合にて再建した。術後経過は良好で,左肺に含気の回復がみられ肺シンチグラフィーでも換気,血流ともに改善の傾向がみられた。

著者

橋詰 寿律 独立行政法人国立病院機構茨城東病院呼吸器疾患部
橋詰 寿律 国立療養所晴嵐荘病院外科
深井 志摩夫 国立療養所晴嵐荘病院外科
山本 達也 帝京大学医学部第1外科
菊地 敬一 国立療養所神奈川病院
鳥潟 親雄 慶応大病理
鳥潟 親雄 慶應義塾大病理
橋詰 寿律 国立療養所晴嵐荘病院
菊地 敬一 国立療養所神奈川病院外科
山本 達也 国立療養所神奈川病院外科
鳥潟 親雄 慶應義塾大学病理
鳥潟 親雄 慶應義塾大学医学部病理
深井 志摩夫 国立療養所晴嵐荘病院 研究検査科
菊地 敬一 国立療養所村松晴嵐荘
鳥潟 親雄 慶應義塾大学医学部 病理

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