形態観察に基づく気管支循環と肺循環の関連について(「気管支循環・肺循環」)

元データ 2006-01-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

正常ヒト肺を用いて気管支動脈にはオレンジ色のシリコンラバーを注入し肺動脈には直径40μmの黒色カーボン粒子を混入した黄色のシリコンラバーを注入して気管支循環,肺循環および両循環系の関連について立体顕微鏡を用いて形態学的に観察した.肺内気管支動脈には伴走する気管支静脈はみられなかった.気管支静脈は気管支壁で何本か合流したのち気管支壁を離れるとすぐに肺静脈に流入している所見を直接観察することができた.直径40μm以上の内腔をもった前毛細血管性気管支動脈肺動脈吻合が区域気管支ないし亜区域気管支のレベルに存在する所見を得た.また生来健康で肺病変がないにもかかわらず気管支動脈肺動脈吻合をもった症例を提示し,両循環系の関連について考察した.

著者

橋詰 寿律 独立行政法人国立病院機構茨城東病院呼吸器疾患部
深井 志摩夫 独立行政法人国立病院機構茨城東病院呼吸器疾患部
橋詰 寿律 国立病院機構茨城東病院呼吸器外科
深井 志摩夫 国立病院機構茨城東病院呼吸器外科
小林 紘一 慶應義塾大学医学部呼吸器外科
西村 嘉裕 国立病院機構茨城東病院外科
小林 紘一 慶應義塾大学医学部 呼吸器外科
小林 紘一 Safety Management Committee Japan Society For Respiratory Endoscopy
西村 嘉裕 国立病院機構茨城東病院呼吸器外科
西村 嘉裕 国立病院機構茨城東病院 外科
深井 志摩夫 国立病院機構札幌南病院

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