イトラコナゾールが著効を示した菌球型気管支アスペルギルス症の 1 例

元データ 1996-07-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

症例は74歳, 女性。主訴は咳嗽, 喀痰。胸部単純, 断層X線上, 舌区気管支の中枢部に一致して腫瘤影を認めた。入院後に気管支鏡検査を施行し, 左B^4, B^5に緑褐色の泥状塊をそれぞれ1個ずつ認めた。同部位から気管支鏡下生検を行い, Aspergillus fumigatusを検出し, 菌球型気管支アスペルギルス症と診断された。triazole系のItraconazoleを投与した結果, 咳嗽, 喀痰は軽快し, 3ヵ月後には真菌塊は消失していた。本疾患の報告例は少なく, Itraconazoleの投与により治癒したと考えられる1例を経験したので報告する。

著者

斎藤 武文 独立行政法人国立病院機構茨城東病院呼吸器疾患部
深井 志摩夫 独立行政法人国立病院機構茨城東病院呼吸器疾患部
深井 志摩夫 国立療養所晴嵐荘病院外科
斎藤 武文 国立療養所晴嵐荘病院内科
斉藤 武文 国立療養所晴嵐荘病院 研究検査科
柳内 登 国立療養所晴嵐荘病院
長谷川 鎮雄 筑波大学臨床医学系内科
玉井 誠一 防衛医科大学校病院病院病理
玉井 誠一 防衛医大検査部病理
渡辺 定友 国立療養所晴嵐荘病院内科
渡辺 定友 国立療養所村松晴嵐荘
大塚 真人 筑波大学臨床医学系呼吸器内科
石川 博一 国立療養所晴嵐荘病院内科
大塚 眞人 国立療養所晴嵐荘病院内科
長谷川 慎雄 筑波大学臨床医学系呼吸器内科
深井 志摩夫 国立療養所晴嵐荘病院 研究検査科
玉井 誠一 防衛医科大学
長谷川 鎮雄 筑波大学臨床医学系,内科

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