呼吸器外科領域における^T1シンチグラフィの有用性の検討 : ^Gaシンチグラフィとの比較検討

元データ 1999-01-15 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会

概要

呼吸器外科領域における術前検査として^<201>T1シンチグラフィと^<67>Gaシンチグラフィの有用性について検討するため, 術前に両シンチグラフィが行われた原発性肺癌130例および良性胸部疾患31例を対象として, 両核種の病巣部への集積と組織像および腫瘍の大きさとの関係を比較検討した.その結果sensitivity, spesificityともに^<201>T1シンチグラフィの方が優れている傾向がみられた.特に腺癌症例において両シンチグラフィの差が認められ, 3.0cm以下の小さな肺癌でも^<201>T1シンチグラフィの方がより高い陽性率が得られた.しかしながら^<67>Gaシンチグラフィと同様に^<201>T1シンチグラフィでも炎症を伴った腫瘤径の大きな良性疾患では偽陽性がみられ注意を要するものと思われた.

著者

橋詰 寿律 独立行政法人国立病院機構茨城東病院呼吸器疾患部
深井 志摩夫 独立行政法人国立病院機構茨城東病院呼吸器疾患部
阿部 良行 所沢PET画像診断クリニック
橋詰 寿律 国立療養所晴嵐荘病院外科
深井 志摩夫 国立療養所晴嵐荘病院外科
菊地 敬一 国立療養所神奈川病院
阿部 良行 国立療養所神奈川病院呼吸器科
橋詰 寿律 国立療養所晴嵐荘病院
菊地 敬一 国立療養所神奈川病院外科
阿部 良行 国立療養所南福岡病院 呼吸器科
深井 志摩夫 国立療養所晴嵐荘病院 研究検査科
菊地 敬一 国立療養所村松晴嵐荘

関連論文

▼もっと見る