59 海産軟体動物シロウミウシより得られた新規セスタテルペノイドの構造(ポスター発表の部)
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概要
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Nudibranchs are shell-less marine mollusc which appear to employ a chemical defense mechanism against predators. They generally sequestered the defensive products from marine sponges on which the nudibranchs feed, and store them in their bodies. In this time, the study of the defensive chemicals of Japanese Chromodorididae nudibranch Chromodoris inornata, collected along the coast of Fukuoka is conducted, and from the CHCl_3 soluble part of the whole bodies of the nudibranch, ten sesterterpenoids (1)-(10) were isolated. Their structures have been elucidated by means of the spectroscopic data and single crystal X-ray analyses. Terpenoids (1)-(6) were classified as scalarin derivative. Terpenoid 7 were grouped into furoscalarol (or scalarolbutenolide)-type sesterterpenoid. Terpenoid 8 bears cheilanthane skeleton(16, 24-oxidocheilanthane). Terpenoids 9 and 10 have a novel carbon skeleton based on different arrangements of side chain of cheilanthane. Terpenoids 7, 8, and 10 revealed cytotoxic activities against murine lymphoma L1210 and human epidermoid carcinoma KB cell lines. To the author's knowledge, 2, 4, 5, 6, 7, 8, 9, and 10 are new sesterterpenoids.
- 天然有機化合物討論会の論文
- 1992-09-10
著者
-
佐々木 琢磨
金沢大学がん研究所化学療法部
-
佐々木 琢磨
金沢大学がん研究所
-
佐々木 琢磨
金沢大がん研化学療法部
-
坂元 健一郎
九大薬
-
宮本 智文
九大薬
-
天野 寛子
九大薬
-
樋口 隆一
九大薬
-
古森 徹哉
九大薬
-
宮本 智文
九州大学大学院薬学研究院
-
樋口 隆一
九州大学大学院薬学研究院
-
佐々木 琢磨
金沢大 がん研
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