農用ラグ車輪用外力測定装置の開発(第1報) : 直交円孔型片持ちばり式トランスデューサについて

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概要

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農用車輪に作用する諸外力測定のために,実験用車輪のみならず耕〓機等の車軸部分にも装着可能な2分力測定用の「直交円孔型片持ちばり式トランスデューサ」の設計開発と試作およびその特性について検討した。装置は駆動車輪用と自由転動車輪用の2種類である。トランスデューサにひずみゲージを貼付した時の測定原理を示し,4ゲージ法により作用点の位置に影響されずに力を測定できることを確認した。トランスデューサの各分力計で較正を行ったところ,ひずみと荷重との相関係数は0.9999程度となり,ヒステリシスが少なく直線性が優れていることが判明した。また,直交する分力計間の干渉を測定したが殆ど発生せず,さらに,種々の力を懸けた時に測定値と計算値が一致し,実験に十分な精度で供試できることが判明した。
帯広畜産大学の論文
1991-11-30

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