熱帯感染症に対する宿主感受性を決定する遺伝子多型の解析
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概要
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住血吸虫症,マラリア,シャーガス病,デング熱などの熱帯地などの途上国に蔓延する感染症では,感染集団の中に臨床的な重症度のスペクトラムが存在することが知られている。この現象は宿主の遺伝的な素因により引き起こされていると考えられる。代表者らは,上記4疾患について世界各国のフィールドあるいは病院で厳密な臨床基準に基づく患者の重症度分類を行い,遺伝学的に解析を行うことを目的として共同研究を行った。1.金子 明(カロリンスカ研究所)マラリア 2.松田 肇(独協医科大学) 住血吸虫症 3.平山 謙二(長崎大学熱帯医学研究所)シャーガス病 4.Vu Thi Que Huong(ホーチミン市パスツール研究所)デング熱 さらに,これらのDNAサンプルを用いて宿主遺伝子多型解析を上記研究者および特定の遺伝子領域,HLAなどの専門家が本研究所の施設および利用できるシステムを用いて施行する。
- 長崎大学の論文
著者
-
狩野 繁之
国立国際医療センター研究所
-
平山 謙二
長崎大学熱帯医学研究所疾病生態
-
北 潔
東京大学大学院医学研究科・医学部
-
松田 肇
独協医科大学・医学部
-
金子 明
東京女子医科大学・医学部
-
青木 克己
長崎大・熱研・寄生行動制御
-
青木 克己
長崎大学熱帯医学研究所
-
太田 伸生
東京医科歯科大学 大学院国際環境寄生虫病学
-
太田 伸生
東京医科歯科大学
-
安波 道郎
長崎大学国際連携研究戦略本部
-
木村 英作
愛知医科大学
-
金子 明
カロリンスカ研究所(スウエーデン)
-
Vu Thi
ホーチミン市パスツール研究所(ベトナム)
-
平山 謙二
長崎大学熱帯医学研究所
-
松田 肇
独協医科大学医学部
-
青木 克己
長崎大学熱帯医学研究所寄生行動制御
-
狩野 繁之
国立国際医療センター・研究所 適性技術開発・移転研究部
-
狩野 繁之
国立国際医療センター研究所適正技術開発・移転研究部
-
青木 克己
長崎大学熱帯医学研究所 寄生行動制御部門
-
北 潔
東京大学大学院医学系研究科
-
青木 克己
熱帯医学研究所
-
北 潔
東大 大学院医学系研究科 国際保健学専攻 生物医化学
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