常識知識を用いた算数問題解決システムの構築(セッション8:言語処理と知能)
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概要
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コンピュータによる円滑な会話を実現するためには,人間が持つ常識的な知識や,社会生活を営むための文化に関する国語や算数などの教養知識からなる常識知識を用いて,文章を理解することが必要になる.日常会話の中には数量を含む文章や演算が必要な文章があり,人間は常識知識を用いて言葉の意味,文脈,数量の論理関係の判断を行うことにより文章を理解している.そこで,数量を含む文章の代表的なものとして,演算が必要な算数に関する文章である算数問題に着目し,その解決を目指す.そして,辞書や常識知識を用いて,自然言語文章から対象とする問題を判定し,正しく判定された問題に関しては解答を求める算数問題解決システムを構築する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-14
著者
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渡部 広一
同志社大学大学院工学研究科
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河岡 司
同志社大学大学院工学研究科
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松山 剛
同志社大学大学院工学研究科
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河岡 司
同志社大学
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渡部 広一
同志社大学大学院 工学研究科
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渡部 広一
同志社大学大学理工学部
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渡部 広一
同志社大学 理工学部
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