保健医療系大学における専門科目PBLテュートリアル教育の現状

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概要

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【目的】国内の保健医療系大学の専門科目におけるPBLテュートリアル教育の導入状況や運営の実態を明らかにする。【方法】看護学科、理学療法学科、作業療法学科を有する大学および短期大学239校に自記式質問紙を郵送し、回収した。調査内容は専門科目へのPBLテュートリアル教育の導入・実践状況、教育運営および問題点とした。【結果】有効回答数は73校(有効回答率30.5%)であった。19校(26.0%)が専門科目にPBLテュートリアルを導入していた。科目数や学生グループ構成人数などについて学科間の違いはあったが、導入後は教員が期待する学生の教育効果は得られていると評価していた。【考察】専門科目へのPBLテュートリアル教育の導入は徐々に増加傾向にある。この教育方法を導入する上でカリキュラム、時間割の調整およびテュータ育成が必要である一方、導入後においても多数校が同じ課題に直面していることが明らかとなった。
埼玉県立大学の論文

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