知覚検査プログラムの開発
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概要
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手の知覚検査は,神経診断の補助や作業療法の臨床では欠くことのできないものであるが、その検査方法や器具はいまだに統一されていない。また、現在行われている知覚検査の方法では、知覚検査の実施や検査結果の記録に時間を費やすため、粗雑な知覚検査を実施したり、正確な検査記録を残せないといった場合が多いと考えられる。そこで、手の知覚検査の結果を容易に入力でき、その分析・報告ができるため、検査実施時間や検査結果を記録する時間を短縮できるプログラムを開発したので報告する。本プログラムの特徴は、(1)検査部位・順序を選択設定可能、(2)検査結果を段階ごとに色表示可能、(3)表示結果を表計算ソフトへ変換可能、(4)異常値表示可能などである。また,本プログラムは末梢神経損傷だけでなく、中枢性疾患による知覚障害の検査としても利用が可能である。
- 2004-07-01
著者
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