保健医療福祉系大学における産学連携の可能性と展開に関する調査研究(その2)

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概要

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【目的】県内中小企業とNPOを主要な調査対象として、産学連携の実績、保健医療福祉系大学との連携の希望や関心領域、さらには連携のあり方などを検討することで、産学連携の方向性について明らかにした。【調査方法】郵送方式、有効回答は887件(有効回答率19.7%)であった。【結果】及び【考察】多くの業種が支援領域の研究に高い関心を示したのに加えて、製造業が装置・用品開発、医療福祉業が技術やシステム開発、NPOがQOLに高い関心を示すなど、業種間の違いも窺えた。連携の意向ではNPOの積極的な姿勢に対して、医療福祉業で未定が多く、両業種が高い関心を示す研究領域に注目した戦略的試みが進められても良い。連携環境では学内にリエゾン機能の構築、学外へは研究情報を伝達しやすい仕組み作りなどを提案した。【結論】業種ニーズの違いに配慮しつつ、保健医療福祉系大学教員が得意とするソフト面の優位性を生かした産学連携の強化が望まれる。
2011-00-00

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