確率的二分探索法を用いた多目的光軸自動調整手法の提案と検証(Session 3)
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概要
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レーザシステムの光軸の位置と角度の同時調整は,従来の山登り法などでは困難である.そこで我々は,すでに遺伝的アルゴリズムを用いた多目的光軸自動調整手法を提案したが,まだ解決すべき課題が2つあった. (1) 調整時間が長いこと (2) 調整精度がノイズの影響を受けることである.本研究では,これらの課題を解決するために,確率的二分探索法を用い,過去の探索履歴から探索点の評価値の加重平均値を算出することを特徴とする多目的光軸自動調整手法を提案する.提案手法を用いた調整実験の結果,調整時間を従来の3時間から12分へと大幅に削減した上で,ノイズの影響を軽減した精度の高い光軸の位置と角度の同時自動調整を実現した.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2007-03-03
著者
-
村川 正宏
産業技術総合研究所
-
野里 博和
産業技術総合研究所
-
古谷 立美
東邦大学大学院理学研究科
-
村田 信治
東邦大学大学院理学研究科情報科学専攻
-
野里 博和
独立行政法人産業技術総合研究所
-
古谷 立美
東邦大学
-
村川 正宏
独立行政法人産業技術総合研究所半導体miraiプロジェクト
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