多重文脈自由文法とマクロ文法の生成能力について
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概要
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生成能力が文脈自由文法より大きく文脈規定文法より小さい文法が種々提案されている。これらの文法のうち、多重文脈自由文法や変数線形(規則右辺に変数が高々1回しか現れない)マクロ文法はそれらが生成する言語の所属問題が多項式時間可解であることが知られている。本稿では、変数線形マクロ文法とその部分クラスである両線形マクロ文法について、その生成能力を多重文脈自由文法と比較した結果を述べる。また、これらの文法に対する構文解析法の生物系列構造予測への応用についても触れる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-10-10
著者
-
関 浩之
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
加藤 有己
京都大学化学研究所バイオインフォマティクスセンター
-
関 浩之
奈良先端科学技術大学院大学
-
加藤 有己
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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