対話的に文書ランキングを調整できるWWW検索支援手法
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概要
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現在Alta Vista, Googleなどのキーワード型検索サービスが数多く提供されており, ユーザにとって簡便で手早い検索手法として広く受け入れられているが, 未だ問題点も多く, 検索作業におけるユーザの負担は増大しているのが実情である.従来の検索支援に関する研究が主に検索作業の効率や精度向上を目指しているのに対し, 本研究では, 検索作業におけるユーザの心理的な負担の軽減に着目している.具体的には, キーワード型検索サービスの結果として表示される文書集合のランキング(抽出した文書をスコアの降順に並べたリスト)をユーザが自由に調整できる手段を提供し, ユーザの調整結果をランキングに反映する3通りの方法を提案する.また, 提案手法を実装した試作システムの概要と, 試作システムを用いた現在までの評価実験の結果を報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-09-10
著者
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関 浩之
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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関 浩之
奈良先端科学技術大学院大学
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高田 喜朗
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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木下 敦史
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科:(現)三洋電機株式会社
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仲川 こころ
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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仲川 こころ
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科:(現)独立行政法人通信総合研究所
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