油脂含有量の多い食品中のビタミンD分析法の検討
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概要
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油脂を多く含有または添加した食品中のビタミンDを分析する場合、常法の操作方法では、アルカリケン化が不十分の場合があり、そのため抽出操作において分離しにくいなどの問題が起こる。そこで、アルカリケン化法と添加回収実験について検討した。1) 60%水酸化カリウム溶液10mlと水酸化カリウム試薬量2g、ケン化時間60分間が最も良い条件であった。2) この定量方法による添加回収率は97.76±4.41% (mean±SD) と良好な結果であった。3) VD_2の検量線は、VD_2の濃度10ng〜70ngで原点を通る良好な直線性を示した。本研究の一部は、第53回日本栄養・食糧学会大会に発表した。
- 駒沢女子大学の論文
- 2001-03-03
著者
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