幼児の齲蝕と食生活に関する研究
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概要
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小児歯科保健指導を受けた小児患者を対象に齲蝕罹患状態と食生活について、初診時の口腔診査資料及び栄養指導の資料により1日の生活習慣、食品摂取量及び栄養摂取量を評定し、次の様な結果を得た。 1) 生活習慣について、起床時間、朝食時間、昼食時間、夕食時間、間食時間及び1日の平均回数、就寝時間を齲蝕罹患型別に比較した。その結果、いずれにおいても齲蝕罹患型間に大きな差別はみられなかった。 2) 食品摂取量について対象児全体でみつと、摂取食品ごとの過不足に大きなバラツキがみられた。またこのバラツキは、各齲蝕罹患型別にも同様にみられていた。 3) 栄養摂取量について、齲蝕罹患型が重症である群でエネルギー、カルシウム、鉄の摂取量が少なかった。
- 駒沢女子大学の論文
- 1987-03-03
著者
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