食品のイメージについての一考察
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概要
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都内および近郊から通学する女子短大の新入年生120名を対象にSD法による120種の食品のイメージ調査と連続3日間の食事調査を行った結果、以下の結果を得た。1) SD法の15項目の各設問の評点平均値から主成分分析を行った結果、120食品は12のグループに分類された。2) 連続3日間の食事調査からは、最も出現頻度の高い食品は、鶏卵であり、1日1回摂取していた。最も出現頻度の低い食品は、こまつな、ぎんなん、オクラ、高野豆腐であった。3) イメージ調査で (家庭的でよく使い、よく食べて、これからも使いたい) 食品のグループには、食事調査でも出現頻度の高い食品が入り、(和風的で年配向きで日常あまり使わず、めったに食べない) 食品のグループと (洋風で現代風で若向きであるが、日常あまり使わない) 食品のグループは、食事調査でも出現頻度が低く同時に知名度も低かった。
- 駒沢女子大学の論文
- 1994-03-03
著者
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