協同的な活動の模索

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概要

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幼児は本来好奇心を持って、環境に主体的にかかわる力をもっている。とりわけ5歳児における追求していく力には偉大なエネルギーを感じる。また、5歳児になると、友達との関係がより太いパイプで結びつき、やりとりをしながら遊びを創造していき自分の思いや追求をより深いものにしていくことができるようになる。しかし、近年では、思いがもてない、人とのかかわりがうすいという子ども達の姿を目にすることが多くなってきた。この現状をふまえ、目の前の子ども達の姿をもう一度見つめ直し、もっと積極的に一人一人の自発性を起こすような教師の投げかけやそれぞれの学びが響き合うような協同的な学びの場面を保育の中で丁寧に考えていかなければならない。そこで、5歳児の生活が充実し子供たちの世界がより豊かになるための協同的な学びに向かうひとつの方法として、テーマをもった保育を視点として「協同的な活動」を生み出すための保育のあり方について模索したい。
宇都宮大学の論文
2005-04-01

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