イモリにおける位置弁別課題での過剰訓練逆転効果の検討
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概要
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アカハライモリを対象として,逆説的学習現象である過剰訓練逆転効果(ORE)の成立メカニズムを比較心理学的に検討した。Y型迷路を用いた左右位置弁別課題事態において,基準訓練群(CT)と,基準到達後に過剰訓練を与える過剰訓練群(OT)の両群の逆転学習に及ぼす効果を比較した。逆転学習において両群間に統計的差異はみられず,OREは生起しなかったが,過剰訓練が逆転学習の遅滞要因とはなっていなかった。実験結果について,注意理論をベースに,反応遂行と学習メカニズムとの関連について系統発生的視点から考察した。
- 大阪教育大学の論文
- 2005-09-30
著者
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