看護記録のあり方に関する研究(3) : 電子カルテシステムと看護記録
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概要
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電子カルテシステムは社会的IT化の中で、「保健医療分野の情報化に関するグランドデザイン」の一環として展開されている。その中で、診療記録の一部として、看護記録も電子カルテヘと移行する時期にある。電子化するとはコンピューターを利用するということではなく、そこで何が実現されようとしているのかを見極めて関わることが必要である。「21世紀の医療の将来像」に示される1.患者の選択の尊重と情報提供、2.質の高い効率的な医療提供体制、3.国民の安心のための基盤づくりを目指して、その目標達成のために情報技術を手役として課題達成することである。看護記録に表現される記録内容は患者を一人の人間として理解した健康情報を持っている。それが患者に有効に活用されることを基本姿勢として、電子化に向けた問題に取り組む必要がある。
- 神戸市看護大学短期大学部の論文
- 2004-03-01
著者
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