本学1、2期生の1年次における自己学習能力および対人関係能力の調査分析 : 実習ドリルブック開発のための基礎調査(第4報)

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概要

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本学1期生および2期生の学生の1年後期時点での自己学習能力と、対人関係能力およびコミュニケーション能力の関係を知るため、平成12年と平成13年の各1月に本学学生に質問紙で調査した。結果、自己学習を困難に感じていると回答した学生は1期生群2期生群ともに9割以上いた。両群ともに自己学習が困難な理由として半数以上の学生が「時間が足りない」「レポートの書き方など、文章の書き方やまとめ方」をあげていた。グループワークでの人との協調性においては、両群ともにグループワークで人と協力できる学生は、コミュニケーションに難色(学生同士p<0.01、対教員p<0.05)を示さず、加えて11年度群は学生同士(p<0.01)あるいは教員(p<0.01)とのコミュニケーションの時間が多いと答えていた。以上のことから11年度群、12年度群ともに自己学習能力は、対人関係能力や他の学生および教員とのコミュニケーション能力と強い関連があることが示唆された。
埼玉県立大学の論文
2002-08-01

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