ウエルシュ菌エンテロトキシンのMitogenic活性
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概要
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ウエルシュ菌エンテロトキシン(CPE)のヒト末梢血リンパ球に対するインターフェロン(IFN)産生能とMitogenic活性を検討した. その結果, CPEはヒト末梢血リンパ球, 特にTリンパ球に対してMitogenic活性を示すことが判った. またCPEにより誘導されるIFNは酸に対して失活すること, 抗IFN-γ抗体により中和されることから, IFN-γである可能性が示唆された. CPEのこの様な活性はホルマリン処理により他の生物活性と同様に低下するため, 生物活性部位は類似の部位に存在することが推定された. 以上の成績から, CPEの作用機作を解明する上で, Tリンパ球は有用であると考えられる.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1997-01-25
著者
-
長田 久美子
兵庫医科大学細菌学教室
-
岡村 春樹
兵庫医科大学細菌学教室
-
岡村 春樹
兵庫医科大学細菌学
-
岡村 春樹
兵庫医科大学
-
植村 興
大阪府立大学大学院・農学生命科学研究科獣医公衆衛生学講座
-
国東 大資
大阪府立大学獣医公衆衛生学講座
-
植村 興
大阪府立大学
-
植村 興
大阪府立大学 農生命科研究 獣医公衛
-
植村 興
大阪府立大学農学部 獣医公衆衛生学講座
-
長田 久美子
兵庫医大 細菌
-
長田 久美子
兵庫医科大学
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